母の日

母の日だった14日

 

娘から手紙をもらって

その内容に、とても心を打たれ

 

久しぶりに手紙を読んで泣いた。

 

自分の素直な気持ちを表現することが

出来ずに、対人面での衝突に悩んだり

泣いたりしていた彼女が

 

心の奥底に本当の自分の感情が

あるのに、それを表に出せなくて

 

本当は、そんな風に思ってもいない言葉が

口をついて出てしまい

 

そんなことを言いたい訳じゃないのに

 

本当の自分の気持ちをどうしたら出せるかが分からなくなって

 

そのことをずっと悩んでいた。

 

そうなってしまったキッカケを

 

母である私自身の軽率な一言で与えてしまったということを告白してくれた。

 

それは、娘が小学生の頃

発達障害を疑って

インターネットで

色々と調べたことがあり

 

その症状と娘の行動などが

 

かなりの頻度で

一致することが

わかり

 

もしかしたら

こうゆう病気かもしれない

から専門的なところでちゃんと

調べた方がいいかもしれない

と夫と話していて

それが娘の耳にも入ってしまい

 

そうゆう傾向はあるけど

病気では無いんだよ

 

ただ、こうゆう時にはこうした方がいいと思うよ

と小学生の娘に伝えてしまったことがあって

 

結局、どこか専門的なところでちゃんと診断を受けることはせず

 

彼女の個性として受け止めることにして

 

発達障害を疑ったことすら

なかったことにしようとゆう

結論に至って

 

まだ小学生だった娘も

ハッキリと理解していないだろうし

覚えていないだろうと

タカをくくって

そんな疑いを持ったことすら忘れてしまっていた。

 

 

それを娘は忘れていた訳じゃなく

自分は病気なんかじゃない

 

なのに何で分かってくれないんだろう?

 

そんな風に言われて
ショックだったし


パパとママのことを
信頼できなくなって

 

パパとママにさえ
本当の自分の気持ちを
言えなくなった

 

ってずっと悩んでいたってことを告白され

 

そんな風に思わせてしまっていたなんて

 

彼女の心に消えない傷を残してしまっていたんだってことを知って

 

本当に申し訳なくって

 

後悔や懺悔の気持ちが

 

いっぺんに押し寄せて

 

それだけで泣いてしまって

 

でも、そんな不甲斐ない母であるはずの私に対して

 

その時はショックだったけど

自分のことを本当に心配してくれたから

ってことは分かってるし

 

パパとママのこと大好きだよって

 

ママ産んでくれてありがとうって

 

ほんとに純粋に彼女は

愛情を持って接してくれていて、

 

ママは一人で何でも抱えてしまうところが

あるから自分に頼って欲しいとさえ

書いてあって

 

彼女の素直さ、優しさ、そして観察力、

思いやり、そこまでしっかりとした

感じ方、考え方ができるように成長してくれたこと

 

そして何より悩んでいた

自分の素直な気持ちを表現することを

手紙を通してしてくれたこと。

 

それが

ほんとに嬉しくて

 

娘からの手紙が

最高のプレゼントになりました。